沿革
1945.12 | 熊本医科大学教授太田原豊一博士の首唱により、戦前熊本医科大学に、ワクチン、抗血清、診断抗原等の製造・供与を目的に 設置されていた実験医学研究所を母体として、熊本市米屋町 にて設立。 |
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1946.03 | 熊本市古京町(熊本城三の丸)に移転し、施設の拡充に着手 |
1950.10 | 動物用医薬品の製造開始 |
1953.11 | 血液センター開設。
九州各地で血液銀行を運営し、救急医療に貢献(昭和42年に業務停止)。 |
1959.06 | 化血研衛生検査技師養成所を設立(現 熊本保健科学大学) |
1962.10 | 阿蘇支所を開設 |
1966.08 | 血漿分画製剤の製造を開始。
血液銀行運営を通して蓄積されたノウハウを活かし、新たな部門として取り組む。 |
1969.09 | 清水研究所を開設し、研究開発、製造力を拡大
(昭和47年に本所とし、拡大する業務への体制を整える) |
1980.02 | 静注用人免疫グロブリン製剤「ベニロン」を発売
現在でも需要の高い製品として幅広く用いられている。 |
1981.08 | 血漿分画製剤製造棟(S棟)が完成 |
1985.11 | 菊池研究所を開設。バイオテクノロジー分野の研究・開発を中心に、事業を開始。 |
1988.03 | 遺伝子組換えB型肝炎ワクチン「ビームゲン」の製造開始。
純国産技術で製造された遺伝子組換え医薬品の第1号となる。 |
1991.11 | 国産初の生体組織接着剤「ボルヒール」を発売 |
1993.01 | ワクチン製造棟(G棟)が完成 |
1993.10 | 鶏用オイルアジュバントワクチン「オイルバックス」を発売 |
1996.07 | 熊本市の地下水資源の確保を目的として、水源涵養林の造成に乗り出す。 |
1999.03 | ワクチン製造・製剤棟(R棟)が完成 |
2001.11 | ISO14001の認証を取得 |
2001.12 | 新・血漿分画製剤製造棟(NS棟)が完成 |
2002.07 | 千葉県血清研究所の閉鎖に伴い、痘そうワクチン等6製剤を承継 |
2002.12 | インフルエンザワクチン原液製造棟(F棟)が完成 |
2003.12 | 阿蘇支所内の抗毒素関連施設が完成 |
2005.04 | 鶏用オイルアジュバントワクチン「オイルバックスSET」を発売 |
2005.10 | 遺伝子組換えアルブミンの製造工場(KR工場)が完成 |
2005.11 | 新製剤棟(NR棟)が完成 |
2007 | 痘そうワクチン製造棟(LC棟)が完成 |
品質管理棟(QL棟)が完成 | |
2010.04 | 公益法人制度改革に伴い、一般財団法人へ移行 |
2011.04 | 細胞培養日本脳炎ワクチン「エンセバック」を発売 |
2011.07 | 新製剤棟(ER棟)が完成 |
2011.11 | 新製造棟(M1棟)、新管理棟が完成 |
2012.10 | 不活化ポリオを含む小児用4種混合ワクチン「クアトロバック」を発売 |
2013.03 | 新型インフルエンザワクチン原液棟(FC棟)、新配送センターが完成 |
2014.11 | 乾燥濃縮人血液凝固第Ⅹ因子加活性第Ⅶ因子製剤「バイクロット」を発売 |
2015.06 | 血漿分画製剤において承認書と異なる製法で製造していたことに起因する問題が発生 |
2016.01 | 厚生労働省より110日間、農林水産省より30日間の業務停止命令 |
2016.06~09 | 評議員、理事、監事を全て外部出身者に刷新し新体制発足 |
2017.10 | 合志事業所竣工 |
2017.12 | 主要事業の一部譲渡等に関する基本合意書締結 |
2018.03 | 主要事業の一部譲渡等に関する株式譲渡契約書締結 |
2018.07 | 主要事業の一部譲渡を実施し、新会社KMバイオロジクスの普通株式の全部を譲渡 |